1月27日に埼玉スタジアムで行なわれたカタール・ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表は中国と対戦。前半にFW大迫勇也のPKで先制すると、後半にMF伊東純也のヘディングシュートで追加点を挙げ、2-0の勝利を収めた。

 これで勝点を15に伸ばし、グループBの2位を維持した日本は、2月1日に首位のサウジアラビアと対戦する。2021年10月に行なわれたアウェーマッチでは0-1で敗れている相手だ。

 今度はホームでの対戦となるが、どうやらサウジアラビア側の自信は揺るぎないようだ。現地紙『Al-Riyadia』は、「サウジアラビア・サッカー連盟のヤーセル・ビン・ハサン・アル=ミセハル会長が、(1‐0で)勝利したオマーン戦の後、緑の軍団に熱い祝福と信頼を明らかにした」と伝えている。
 
「我々は重要な勝利を収めた。内容は野心に及ばない部分もあったが、この勝利は彼らがくじけないという証だ。多くのサポーターが見守る中、勝点3を獲得し、目標を達成することができた。内容について残念がる声があることは知っている。だが、どのチームでもレベルダウンを経験することはある。選手たちは試合から学び、勝利を達成するために尽力した」

 また、日本戦に向けては「難しいだろうが、彼らの勝利は疑わない」ときっぱり口にしている。

「アウェーで日本戦に挑むことになり、とても難しい状況であることは確かだ。だが、この試合に勝利すれば、ワールドカップ出場権はほぼ確実になると言ってもいい。彼らのモチベーションは上がっている。パフォーマンスはオマーン戦とは全く異なる内容になるはずだ」

 27日のオマーン戦に勝ったサウジアラビアは、6勝1分で勝点を19とし、首位をひた走っている。日本とは4ポイント差で、直接対決の重要性は認識しているだろう。気合十分な中東の雄に対し、森保ジャパンはどのように立ち向かうのか。注目の一戦だ。

サッカーダイジェスト 1/29(土) 18:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/f684461f533601afebcb341e78e523de7b6f198d

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