元ブラジル代表FWロビーニョに対する2013年に起きたレイプ事件での有罪判決が確定した。

2013年、当時ACミランに在籍していたロビーニョは、ミラノ市街のナイトクラブで5人のブラジル人とともに22歳のアルバニア人女性を集団でレイプしたことで2017年に有罪判決を受ける。そして、9年間の禁固刑が言い渡されていた。


しかし、合意だったと主張するロビーニョのリーガルチームはこれを不服とし、判決の撤回を求めて上告。そして19日、ローマの最高裁判所は当初の判決を支持し、同選手の刑が確定した。

ただし、イギリス『BBC』などによると、ロビーニョは現在ブラジルに滞在中で、同国の法律では国民の引き渡しは禁止されていることから収監される可能性は低い模様。しかし、イタリア側が要請すれば、同選手は母国で刑を受けることになるようだ。

現在37歳のロビーニョはブラジル代表として100キャップ、28ゴールを記録した名プレーヤー。キャリア序盤にはRマドリードに在籍し、マンチェスターCにとっては中東オーナー誕生後最初の補強となった。その後はクラブを転々とし、2020年には3度目となるサントス復帰を果たすも、数日後に退団して、以降無所属の状態が続く。(Goal.com)

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