終盤のビッグチャンスを逃しただけに、厳しい声が集まるのも致し方なしか。

 現地時間1月13日に開催されたイングランドのリーグカップ準決勝・第1レグで、南野拓実が所属するリバプールが、冨安健洋がプレーするアーセナルとホームで対戦。スコアレスドローに終わった。

【画像】ガラ空きのゴールに入れられず…反響を呼んでいる南野の決定機逸シーン
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 故障中の冨安がベンチ外となったこの試合で、南野拓実が左ウイングで先発したリバプールは、24分のアーセナルMFグラ二ト・ジャカの一発退場で数的有利になったこともあり、押し気味に試合を進める。だが、なかなかゴールを奪えない。

 迎えた90分、右サイドからのクロスの対応に敵GKアーロン・ラムスデイルが飛び出し、こぼれ球に反応した南野にビッグチャンスが到来するも、シュートは大きくバーの上に外れてしまった。

 この南野の決定機逸に各国メディアも反応。米ESPNは公式ツイッターで「ミナミノがリバプールに勝利を引き寄せるビッグチャンスを逃す」と報じれば、リバプール専門の動画サイト『EMPIRE OF THE KOP』は「ミナミノが勝利を手にする絶好の機会を無駄にした」と紹介。英衛星放送『Sky Sports』も「ミナミノが先制のチャンスを迎えたが(ゴール裏の)コップスタンドに撃つことしかできなかった」と伝えている。

 また、英紙『Daily Mail』は「南野がひどいミスのためにSNSで非難された」と報道。「5メートル先の空のゴールに一体どうやって外すんだ? ゴールより外すほうが難しい」「ミナミノめ、ひどかったな」「リバプールは(ともにアフリカ・ネーションズカップに参戦中のサディオ)マネと(モハメド)サラー抜きでは機能しない」といった声があると紹介した。

 同じく『Daily Star』紙も、「『史上最悪のミス』とファンを驚かせた」とし、「ミナミの空のゴールへのミスは、このゲームを象徴している。私が今まで見た中で最悪のミスのひとつだ」という声があると綴っている。

 サラーとマネが不在の間にアピールしたい南野だが、この試合では結果を残すことはできなかった。次戦で汚名返上といきたいところだ。

サッカーダイジェスト 1/14(金) 11:3
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d9319a05293693984eb08fe5071828a33f7b7b5

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