「二十四の瞳」ドラマ撮影 主演の土村芳さん意気込み語る
01月12日 12時19分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20220112/8030011974.html


小説「二十四の瞳」を原作に、NHKがことし8月に放送を予定しているドラマの撮影が小豆島で行われていて、主演の土村芳さんが撮影現場で意気込みを語りました。

NHKが制作するドラマ、「二十四の瞳」は、小豆島町出身の作家、壺井栄の代表作「二十四の瞳」を原作に、島に赴任した新任の女性教師と子どもたちの交流や、戦争がもたらした悲劇を描いた作品で、主人公の教師、大石久子役を土村芳さんが演じます。

撮影は今月6日から始まり、11日は小豆島町の観光施設「小豆島オリーブ園」や「二十四の瞳映画村」で、赴任した大石先生が教え子たちと出会うシーンなどの撮影が行われました。

教え子たちと一緒に鬼ごっこをするシーンでは、土村さんや着物にわら草履姿の子どもたちがオリーブ園を元気に駆け回り、心を通わせ合う姿をはつらつと演じていました。

土村さんは「すてきな場所で撮影させていただけているなと感じます。正義感や信念をうまく伝えられない時代でも、子どもたちに寄り添おうとする大石先生の姿は、ひとりの女性としても尊敬できるので、そうした優しさや子どもたちを思う気持ちを大事に演じていきたい」と話していました。

NHKドラマ「二十四の瞳」は、ことし8月にBSプレミアムやBS4Kで放送される予定です。

(おわり)

土村芳主演、NHKが不朽の名作『二十四の瞳』をドラマ化
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