「RIZIN.33」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 全試合終了後、榊原信行CEOが大会総括を行った。サッカー三浦知良の次男、三浦孝太(BRAVE)は劇的な白星デビューを飾り、バンタム級GPは下馬評の低かった扇久保博正(パラエストラ松戸)が優勝。番狂わせの熱戦も多く、「本気で頑張ってきた人間同士じゃなければ生み出せない空間、緊張感、臨場感(があった)。努力はウソをつかないんだなと言うことを気づかせてもらい、主催者としてパワーをもらった」と振り返った。

 YouTuberで総合格闘家のシバター(36)は、元K−1王者の久保優太(34)に一本勝ちし、2年連続の大番狂わせで沸かせた。試合後には、翌22年は出場しないと拒否姿勢を示しながら、「どうしても呼ぶというのなら1億円で。大きな金額を提示してきたら心が動くかも」とギャラの大幅アップを要求した。

 榊原CEOは「シバターも『1億円くれ』と言っていたが、瞬間最高を含めて(シバターの試合が)ナンバー1の視聴率を獲っていたら1億円出してもいい」と歩み寄る姿勢を見せつつ、「そうじゃなければその価値はない」とバッサリ。それでも、エンターテイナーとしてだけでなく格闘家としての実力も発揮したお祭り男に「どこまで本当でどこまでフェイクなのか(わからないが)、独特の存在感を示してくれたのはさすが」と高く評価していた。

1/1(土) 11:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f2b02698d45a580243f499ad6cd733b004e9848

写真
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220101-00000042-dal-000-4-view.jpg?pri=l&;w=640&h=599&exp=10800ん