横浜FCのFW三浦知良(54)が26日、現役とOB選手が混合で戦う「ジャパンオールスター2021」に電撃参戦。前半20分にはゴール左45度から鮮やかなゴール。直後には腰をくねらせ、最後に右手を夜空に突き上げる「カズダンス」も披露し、チームを2―0の勝利に導いた。

 試合後のカズは「ちょうどリラックスした感じで、力が抜けてたから入ったかなと思います」と笑った。今季終了後も22日まで大阪府内で自主トレを続けており、コンディションは良好。左サイドで代名詞のシザースを披露するなど圧倒的な存在感を放った。

 オフのエキシビションマッチに電撃参戦に至ったきっかけはラモス瑠偉監督からの一本の電話だ。「ラモスさんから1週間前に連絡が来て試合をやるから来いと言われました」と笑った。カズ自身も試合に飢えており、快諾した。実戦は5月19日のルヴァン杯浦和戦以来7カ月ぶり。得点&カズダンスは17年3月の群馬戦以来実に4年9カ月ぶりだった。

 今オフは出場機会を求め、横浜FCからの移籍が確実な状況。既に8クラブから獲得オファーが届いており、関係者によれば、JFL鈴鹿への移籍が最有力。55歳で迎える来季へ、まだまだ健在ぶりを示した。
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