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日刊スポーツ

日向坂クリスマスライブで1・2万人魅了 来年3月に初の東京ドーム開催へ
クリスマスライブ「ひなくり2021」を開催した日向坂46
日向坂46が25日、千葉・幕張メッセでクリスマスライブ「ひなくり2021」の2日目公演を開催した。 序盤のトークで、キャプテン佐々木久美(25)は「最初から皆さんもギアぶち上げで、めちゃくちゃ盛り上がってくださってありがとうございます。25日当日に、たくさんのおひさま(ファンの愛称)の皆さんと過ごすことができてうれしいです。最高に楽しいクリスマスにしましょう!!」と叫んだ。加藤史帆(23)は「今日は世界中で一番幸せな空間にしましょう!」とアピールした。

クリスマスの思い出を聞かれ、東村芽依(23)は「何年か前に雪が降っていた日があったよね。雪だるま作ったのが思い出です」と答え、「かわいい〜。何それ〜」とメンバーを沸かせた。河田陽菜(20)は「私は、本物のトナカイ見たことあります」と明かし、メンバーから驚かれた。しかし直後に「でも、ウソです」と笑うと、メンバーたちは「ええ〜!? 怖い、怖い! 虚言癖!?」とザワついていた。

この日は幕張メッセ9〜11の3ホールぶち抜きでグループ史上最大規模のライブを開催。中盤の「日向坂」では全メンバー21人を乗せた汽車型のフロート(大型のトロッコ)が客席を周回した。「My fans」では、メンバーが2組に分かれ、赤の衣装を着た佐々木美玲(21)らは前方のメインステージ、青の衣装の加藤らは最後方のサブステージで、同時にパフォーマンス。広さを生かしたさまざまな演出を披露し、会場収容の50%にあたるファン1万2000人を魅了した。

さらに「誰よりも高く跳べ!」のイントロでは、全員でテレビ東京系「日向坂で会いましょう」でMCを務めるオードリーの春日俊彰(42)の持ちネタ「カスカスダンス」を披露。続くAメロでも加藤が春日のギャグ「トゥース」のポーズを決めた。本編ラストの「JOYFUL LOVE」では、ソリの形をしたトロッコ「ソリッコ」にメンバーが1人ずつ乗って、一気に会場を縦断。客席は観客のペンライトで7色に染まった。

アンコールでは、佐々木久美が「おひさまの皆さんはいつも私たちの味方でいてくれて、温かい言葉を掛けてくれて、楽しんでくれて、私たちも大好きですし、感謝の気持ちが止まらないです」と伝え、「皆さんのおかげで、3年連続で紅白歌合戦に出場させていただきますし…」と報告すると、大きな拍手を浴びた。「ありがとうの気持ちだけでは足りないくらい、感謝しています。恩返しをもっとしたいなってところで、なんと今日発表があります。喜んでもらえるかな」と切り出した。

モニターで、デビュー3周年を祝う「ひな誕祭」の開催を発表した。さらに佐々木久美は「場所は私たちの口から発表します」として、「せーの」で全員で「東京ドーム!」と叫んだ。19年12月の「ひなくり」で翌20年12月の初開催が発表されたが、コロナ禍で2度延期となっていた。「2年前に発表された時は私たちで大丈夫なのかなという気持ちがあったんですけど、少しは日向坂46として自信をつけて活動できるようになったし、自覚や覚悟も持てるようになりました。皆さん、待っていてください!」とアピールした。

丹生明里(20)はじめ、目を潤ませるメンバーもいた。ラストは東京ドームへの思いを歌った曲「約束の卵」で締めくくった。【横山慧】

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