12/24(金) 5:15配信
東スポWeb

有望選手の獲得に思いをはせる立浪監督(東スポWeb)

 中日がソフトバンクから提出される人的補償に色めき立っている。

 中日からFA権を行使した又吉克樹投手(31)のソフトバンク移籍が決まり、立浪和義監督(52)は人材の宝庫とされるソフトバンクのプロテクトリスト28人から漏れる有望な選手の獲得に思いを馳せる。「欲しいのは投手か内野手ですね。ウチには外野手はたくさんいますから。ソフトバンクは戦力があるので結構、いい選手が外れる可能性がある。例えば柳田選手とか、松田選手とか、給料が高いからウチが取れないと思って外してくるかもしれない。そういったことを含めてどういう選手が出てくるか考えていかないといけない」と思案している。

 ソフトバンクの高額年俸選手は柳田(6億2000万円)、千賀(6億円)、森(4億6000万円)、今宮(2億9000万円)、松田、和田(ともに1億5000万円)らゴロゴロいる。それだけに中日関係者は「さすがに柳田や千賀がプロテクト漏れするとは考えにくいが、ベテランの松田や和田は外れることはありそう。ひょっとしたら今宮だって外れる可能性もあるが、もしそこまでウチが舐められるようなことがあれば取りに行くしかない」と主張する。

 しかし、若く実績のある高橋礼や上林、2015年のドラ1で岐阜出身の高橋純や、実績はまだまだも、今後の成長が見込める柳町や谷河原、田浦など、長い目で見て活躍を見込める選手の獲得に動くべきだという意見もある。

 とはいえソフトバンクは今宮ら高額年俸の選手をリストから外せば、中日が意地を見せそうな構えもあり、覚悟した方がいいかもしれない。

=金額は推定=

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