ソフトバンクの松田宣浩が21日、PayPayドーム内で契約更改交渉を行い、今季の4億5000万円から減額制限の40%を超える3億円ダウンの年俸1億5000万円で来季の契約にサインした。松田は2019年オフに2年契約を結び、今季がその最終年だった。(金額は推定)

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 38歳の松田は今季115試合に出場して打率.234、14本塁打47打点に終わった。9年連続2桁本塁打こそ達成したものの、打撃不振でシーズン後半はスタメンから外れることも多く、先発出場102試合はレギュラー定着後で最少。2014年以来、7年ぶりに規定打席にも届かなかった。

 2018年オフに和田毅投手が4億円から3億円減の年俸1億円で契約を更改しており、球団ではこれに並ぶ最大の減額幅に。実に66.7%ダウンに「減額制限を超える中で、来季も戦力として考えているという言葉もありました。合意に至るまでは正直な話、代理人さんを通じて相当な時間がかかりましたし、今日合意してサインすることができました」と、提示には相当な葛藤があったことを明かした。

 39歳で迎える来季に向けて「プロ野球の世界は厳しいなと思いますし、結果を出したものが評価される。出さなかったら評価されないのは当然なので、受け止めて来季に向けていくだけかなと思います。体は元気で怪我もなく今年も終わることができた。結果はここ2年思うような数字出せていない。もっとできるという思いがある。この悔しさバネにバットを振っていきたい」と語っていた。
 
フルカウント 12/21(火) 15:08
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