2021.12.20 17:32
まいじつ 

「グー!」というネタ一本で一時代を創り、2008年には新語流行語大賞も受賞した芸人のエド・はるみ。現在、メディアではほとんど見かけなくなったが、その裏にはある優しい思いがあったようだ。

「エドといえば芸人の前にマナー講師をしていた経歴が知られていますが、こうした過去からも分かるように、中身は真面目で勉強熱心。2015年には慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科に進学し、18年3月に修士号を取得し、現在も研究員として研究を続行しています。同年には『ネガポジ反転で人生が楽になる』との自己啓発本も出版しました」(芸能ライター)

一方、ツイッターの更新は昨年いっぱいで止まっており、昨年元旦に開設したYouTubeチャンネルも、同年12月29日を最後に更新がストップしている。これらの理由に関しては、昨年の話になるものの、その近況が自身の口から語られている。

「実は、修士に留まらず、博士課程へ進学するため勉強に励んでおり、そちらを優先するためSNSやYouTubeの更新を止めているようです。これは、昨年12月投稿の『エド・はるみの近況報告です。実は私いま…』という動画で語られました」(芸能ライター)


対人関係や「生きづらさ」の研究で博士号取得を目指す

エドは動画内で、勉強のために更新頻度が落ちていること、「対人関係の研究」をするため博士課程に進みたい旨を告白している。

「研究目的に関しては、あらゆる人が持つ人間関係の悩みについて、よりよい関係を築いたり、生きづらさを解消するための方法論を研究すると語っていました。SNSの発達やコロナ禍で、メンタルケアや自殺が社会問題となる中、何とも現代人に寄り添った人間愛を感じる研究テーマです」(前出・ライター)

多忙によりSNSの更新頻度は下がっているが、アメーバの公式ブログ『ネガポジ反転日記』は、今も毎日のように精力的に更新されている。その内容は、読書や勉強など研究に没頭する姿が多く、問題意識の高さが窺えるだろう。

「このように、現在は研究員としての活動がメインとなっているエドですが、今も『吉本興業』に所属し、タレント活動を行なっています。ビジネス面でも『社員教育講師』をしていますし、三刀流≠ナ忙しくしているようです」(同・ライター)

若者の自殺が深刻化する昨今、エドの研究はなんとも有意義なものと言えるだろう。順調に博士号を取得し、ゆくゆくはその知見を活かして有識者会議に加わってほしいものだ。

https://youtu.be/kpYy6D20j0o
https://myjitsu.jp/archives/322794