中国・武漢で先日、開催されたプロボクシング興行で、一つ間違えれば死亡事故にもなりかねない危険なプレーを日本人選手が受けた。

 この興行には元WBO世界フライ級王者・木村翔が招かれ、ユーチューバーでキックボクサーの玄武とのエキシビション戦が行われた。玄武は体格で圧倒的に上回るにもかかわらず、木村とまともに戦う意思を見せず、足払いをかけるなど、ボクシングの反則行為を連発。最後は木村を抱え上げて首から落下させるという危険な行為に出た。

 直後にセコンドがリングに入って木村を救出。首を痛がる様子の木村を見て続行を放棄したが、恐ろしいことに会場は玄武を勝者としてたたえる祝福モード。木村にも大きなケガはなかったのか、苦笑いの様子で「アウェーでした。コロナより怖い」とSNSでコメントしている。

 この件では中国国民も同情しているようで、中国のSNSには「同じ中国人として恥ずかしい」などの言葉も多く見られている。日本人ヒーローを命の危険にさらすことで、玄武は炎上商法を成功させたのだろうか?

2021年12月20日 11時30分
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/21383473/