元世界王者・山中竜也が来年3・6現役復帰戦 結婚も発表 : スポーツ報知:
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2021年12月18日 14時47分スポーツ報知

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山中竜也

 プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者で、2018年に硬膜下血腫のため引退した山中竜也が18日、現役復帰を発表した。日本ボクシングコミッション(JBC)の“ルール緩和”によるもの。26歳の元王者は、大阪市内で行われた古巣・真正ジムの興行でリングに上がり「ルールが変わり、また真正ジムでボクシングができることになりました。ライトフライ級で、前回の現役(時代)を超えて、世界王者になって10回は防衛したい」と力強く2階級制覇とV10を誓った。同ジムの山下正人会長は、来年3月6日の同ジム興行でノンタイトル6回戦の再起戦(相手未定)を予定している。また、山中はこの日、再起戦後に交際中の33歳の一般女性と結婚することも明かした。

山中は18年7月、世界V2戦でビック・サルダール(フィリピン)に判定負けした際、試合後に硬膜下血腫が判明。JBCルールにより頭蓋内出血したボクサーは自動的にライセンスが失効するため、引退した。その後は後遺症もなく、大阪市内の飲食店で店主を務めているが、その一方で再起を目指して練習に励み、今年1月にはJBCへ復帰を申請していた。

 協議したJBCは、12月9日付で復帰に関する規定を新たに告示。「受傷後1年以上経過した段階でそれまでの画像と臨床経過をJBCに提出し(中略)支障がないと認められること」などを条件とした。山中は申請期限とされる最終試合から3年以内に復帰を申し出ており、今後はライセンスの再交付を受け、再起戦の1週間前のMRI検査などをクリアすれば復帰が可能に。ただし、試合ごとに前後の同検査が義務付けられ、再び頭蓋内出血が認められた場合、ライセンスは自動的に失効し、2度と復帰は認められない。

来春、約3年8か月ぶりのリング復帰となる山中。この日の興行では、20歳の妹でサウスポーの山中菫が勝利し、デビュー4連勝を飾ったとあり「兄と妹で初の王者を目指して頑張ります」と笑顔。日本ボクシング界初となる兄妹同時王座獲得も掲げた。現役復帰後も飲食店は続けるという。

(略)

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