リヴァプールが、カナダ代表FWジャキール・マーシャル・ラッティという有望なウィンガーをトレーニングに迎え入れたようだ。17日、イギリス紙『リヴァプール・エコー』が報じている。

 同紙によると、マーシャル・ラッティは2020年1月に15歳という若さでトロントFCとプロ契約を締結。同年の10月25日に行われたフィラデルフィア・ユニオンとの試合でメジャーリーグサッカー(MLS)に初出場し、チーム史上最年少で出場した選手となった。そのマーシャル・ラッティは2021シーズンのメジャーリーグサッカー(MLS)で11試合に出場。このオフシーズンには、多くの欧州強豪クラブの練習に参加する予定であり、「チャンピオンズリーグ(CL)に出場しているクラブを含め、このワンダーキッドに対するヨーロッパからの関心は豊富である」と所属するトロントFCは伝えている。

 同選手を巡っては今週リヴァプールのトレーニングに参加し、アーセナルの練習にも参加したという情報も併せて伝えられている。両チームともに契約を否定しなかったものの、プレミアリーグとチャンピオンシップ(イングランド2部)のクラブは、18歳になるまで海外の選手とサインが不可能であるため、忍耐強く待たなければならないことも指摘している。

 現在マーシャル・ラッティは17歳。2021年1月には、カナダ代表のチームキャンプにも史上最年少で招集され、バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが持っていた記録を更新している。

 そのデイビスやリールのFWジョナサン・デイビッドなど欧州で活躍する人材が増え、カタールW杯の北中米・カリブ海最終予選でも首位に立つなど、急成長を遂げているカナダ代表。マーシャル・ラッティも、彼ら2人に続く活躍を見せられるか。

サッカーキング 12/18(土) 17:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd7b36aeda300dfd6405f3dc2555dd3f07c86f58

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