12/18(土) 6:15配信
東スポWeb

リーグ優勝、日本一に大貢献したヤクルト・奥川(代表撮影)

 飛躍の一年だった。ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が17日に東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸3600万円でサインした。

 プロ2年目の今季は18試合に投げて9勝4敗、防御率3・26。CSファイナル、日本シリーズでは初戦の先発を任された。奥川は「ほんとにたくさんいい経験ができたシーズンだった」と振り返った今季は、中10日、最短でも中9日でローテーションを任された。「今季は間隔を空けての登板になったんですけど、来季は間隔をもう少し詰めて量≠フ部分でも、もう少しチームに貢献できるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 後半戦、CS、日本シリーズの初戦で先発できたことが「本当にうれしかった」という奥川。「大事な場面で投げさせてもらえることに強い喜びを感じていた。来季以降もそういう場面を任せてもらえる、そういう投手になりたい」

 来年の目標には自身初となる開幕投手と規定投球回の到達を挙げた。「今年の経験は自分にとって大きなもの」とした右腕は「今年よりも、もっともっとパワーアップできるように頑張りたいなと思う」と語り、ひたすらに前を見据えていた。(金額は推定)

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