12/17(金) 6:15配信
東スポWeb

早くも戦々恐々の辻監督(東スポWeb)

 西武・辻発彦監督(63)が来季の開幕2カード目となる3・29日本ハム戦(札幌ドーム)に早くも戦々恐々としている。

 西武は今季、日本ハムに9勝13敗3分けと負け越し、1ゲーム差で42年ぶりの最下位に沈んだ。リベンジを目指す来季の想定の中で、厄介な案件が開幕2カード目、新庄ビッグボスが織り成す独特のパフォーマンスの世界観だという。

 辻監督は今から「ビッグボスの(本拠地)開幕戦はエラいことになるんじゃないか…。どうやって出てくるの? そんなところに時間早めてもらいたくないよ。いつも通り、行ってパッとやってくれればいいけど、それに30分も取られたら、そんなの問題じゃないの?」と笑いながらも、本音をポロリ。

 何より15年ぶりの日本ハム復帰がよもやの監督で、しかもその札幌ドーム開幕戦の相手として運悪く%魔スってしまったがゆえの悩みだ。

 ただでさえ、新庄劇場は予測が不能。それが練りに練った趣向を披露してくるのが、間違いなくこの本拠地開幕戦であるという確信のもと、今からその「待ち時間」を怖れている。

 通常、本拠地開幕戦では試合前セレモニーとして両軍首脳陣、スタメンオーダー、控え選手が順を追ってコールされ一塁線、三塁線に整列するのが最近のトレンドとなっている。辻監督の心配はビッグボスがどこから、どんな形で登場するかではなく、そのセレモニーに要する時間はどれくらいで、特に敵地で調整の難しい先発投手に与える影響を懸念している。

 辻監督は「ビッグボスは面白いね。(テレビで)あんなこと言っていいの? 球団はヒヤヒヤしてるんじゃないの?」と一視聴者として新庄劇場を楽しんでもいるが、現場の指揮官としてはあらかじめクギを刺しておかないといけない案件がこの開幕セレモニー問題≠ナあるようだ。

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