2021/12/16 11:59掲載
https://amass.jp/153729/

米ビルボード誌の報道によると、ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)は、自身の全作品の原盤権をソニー・ミュージックに、音楽出版権をソニー・ミュージックパブリッシングに、合わせて約5億ドル(約570億円)で売却したという。これには、300曲以上、20枚のスタジオアルバム、23枚のライヴ・アルバム、7枚のEPなどが含まれています。

スプリングスティーンとソニー・ミュージックの担当者は、Varietyや米ローリングストーン誌のコメント要請に応じていませんが、Varietyは、3人の業界関係者はこの報道は正確だと考えているとも伝えています。

この交渉のニュースは先月初旬に初めて流れたもので、公式なコメントはありませんが、Varietyは情報筋の話として、音楽出版権についてユニバーサルとソニーの間で激しい入札合戦が行われていたようです。

2020年12月には、ボブ・ディランが3億ドル以上とされる金額で自身の楽曲カタログの権利を売却していますが、今回のスプリングスティーンは、それを上回るものだという。