12/16(木) 5:15配信
東スポWeb

赤裸々告白した花田優一(東スポWeb)

 あなたの話をお聞かせ下さい――。作家で僧侶の家田荘子氏が気になる人物に迫る「駆け込み寺」対談編。話すことで自身を見つめ直し、人生の学びを見いだす。今回のゲストは靴職人でタレントの花田優一(26)。第65代横綱・貴乃花と元フジテレビアナウンサーの河野景子さんとの間に生まれた。しかし両親の離婚、そして父との確執。常に世間に注目され、バッシングを浴び続けている。そんな花田が家田に語った本音とは…。

 家田 お父様はすごい力士でした。

 花田 テレビを見れば戦っているので他の子どもたちよりは認識は高かったとは思います。だけど純粋に1人のパパとしか見てませんでした。

 家田 後を継ぎなさいと言われたことは?

 花田 ないです。父は憧れだったんで父を超えるようなことは到底無理だと。一番あり得ない職業が力士でした。

 家田 作詞作曲、絵、俳優といろんな活動をしてる。靴を作る時間は?

 花田 基本は工房なので。絵とか歌みたいに一つが何万人に広がるものではなくて1人のお客様に1個作るだけなので。やってることをみなさんに報告しにくい仕事ではあります。

 家田 おうちがよかったから援助はあった?

 花田 もちろん留学であり、親がいなきゃできないことですから。みなさんは表面的な部分でいいおうちだと言われるでしょうが。ちょっとだけ見えてきてると思いますけど、それがいいぶん家の中では色んな波乱があるわけで。みんながしないような苦労がたくさんある。

 家田 どんな苦労が?

 花田 言えないことの方が多くて。一般のおうちに憧れを持つぐらい。テレビをつけたら親が悪口を言われて、その一週間後に優勝したら神様みたいに扱われてみたいなことが毎日あるわけで。生徒って家でお母さんが言ってることを持ち込んでくる。イジメられた次の日には神の子みたいに扱われてという日々なので、人間を信じられなくなりますよね。

 家田 指輪は? 再婚されたんですか。

 花田 してないです。

 家田 前の指輪?

 花田 前の指輪を付ける人はいませんよ(笑い)。報告ができる状態ではありませんが、わざわざ外すことはないよなというか。
 
 家田 よくおモテになる。

 花田 そんなこともないですけど。自分にはどういう女性がいいんですかね。

 家田 転がしてくれるような人がいいんじゃないですか。

 花田 そう思うんですけど。母もすごくいい妻だなと思うんです。若いころの話を聞けば最初は何もできなかった訳で。それがどんどんできる妻になっていくわけじゃないですか。本当に努力家でもありますし。ああいう人と結婚したいなと今でも思う。成功する男の横にはこういう人がいるんだなって基準が自分の中にあるというのは幸福なことだし、ある意味では不幸だと思う。

 家田 その基準で見るとなかなか見つからない。

 花田 母も努力と時間を重ねてそうなったんだと理解すると、この子もいいなと思い始めるわけですよ。結婚というのは簡単なことじゃないなと。僕も1回してますんで。

 家田 何回、結婚してもいいじゃないですか。

 花田 ぼくは2回でおさめたいと思ってるんですけど。

 家田 私はちょっと回数が多いんで(笑い)。

(対談の模様はユーチューブ家田荘子チャンネルで配信中)

☆はなだ・ゆういち 1995年9月27日生まれ。靴職人の傍らタレント、アーティスト、俳優など幅広く活動。2017年10月に一般女性と結婚するも18年12月に離婚。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20211216-03865700-tospoweb-000-1-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/15fdc88999940a21d810240f3cea948a3ce97d65