12/14(火) 18:49配信
東スポWeb

へずまりゅうこと原田将大被告(東スポWeb)

 会計前に魚の切り身を食べた窃盗罪や店員にイチャモンをつけた威力業務妨害、信用毀損で一審有罪判決が出ていたへずまりゅうこと原田将大被告(30)の控訴審が14日、名古屋高裁で開かれ、被告側の控訴を棄却した。窃盗罪での無罪を主張している原田被告は上告するもネットの世界からの退場を余儀なくされる事態が迫ってきた。
 
 原田被告は一審で懲役1年6月、保護観察付きの執行猶予4年の判決が出て、控訴していた。窃盗罪については、会計前に魚の切り身を食べたが、すぐに支払いはしているとあって、無罪を主張。なにより原田被告が頭を抱えたのが保護観察で、定めた住居から2日以上離れての移動や旅行をする際には届け出が必要で、ユーチューブを含めた動画投稿SNSでの発信も制限が課されるとみられていた。

 原田被告はすぐさま控訴したため、現在は保護観察は付いておらず、参院山口補選への立候補や格闘技大会への出場、有名ユーチューバーやインフルエンサーとコラボするなど逮捕前と変わらない行動をとっていた。店員への威力業務妨害は争っていないため、完全無罪を勝ち取るのは難しいものの保護観察付きの有罪判決をなんとか軽減させたい考えだった。

 この日、控訴棄却され、原田被告は「上告する」と表明。来年初めにも最高裁でも上告棄却となれば、保護観察の内容次第では、再び行動に制限がかかるとあって、従来通りの活動はできなくなる可能性がある。

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