https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202112130000838.html

今年初夏公開予定も、新型コロナウイルスの感染拡大により製作スケジュールに影響が出て公開が延期となっていた映画「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督)の公開が、22年5月13日に決まった。13日、都内で行われた円谷プロダクションのラインナップ発表会「TSUBURAYA CONVENTION 2021 SPECIAL PROGRAM」で発表された。

また斎藤工(40)が演じる主人公「ウルトラマンになる男」と紹介されてきた主人公の名が「カミナガ シンジ」であることも、併せて発表された。さらに、ウルトラマンが光線を放つ18秒の新たな特報映像も公開された。斎藤は「(役名は)唯一くらいOKが出た。樋口さんの名前と同じ意味のある名前。人格…名前を名乗れるようになったので、少し楽になった」と笑みを浮かべた。また新たな特報映像について「18秒…短い映像を思ったけれど、またさらに出し惜しみ。さまざまなヒントを、ひもといてくれる人もたくさんいる。光線がヒントになる」と語った。

「シン・ウルトラマン」は、興行収入82億5000万円を記録した16年の映画「シン・ゴジラ」総監督の庵野秀明氏(61)が企画と脚本を務め、同作監督の樋口真嗣監督(56)が引き続き監督を務める。斎藤のほか長澤まさみ、西島秀俊、Hey!Say!JUMP有岡大貴、早見あかり、田中哲司とともに「巨大生物に対抗する組織」の一員を演じる。山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏も出演する。

公開延期は今年3月26日、公式サイトで製作の円谷プロ、東宝、カラーが連名で発表した。「新たな公開時期へ調整させて頂きます。スタッフ一丸となって鋭意制作中です。どうか楽しみにお待ちいただければと思います」とコメントした。今後の公開予定は決定し次第、公式サイトとSNSで発表するとした。また「鋭意制作中 公開日未定」の文句が付記された、劇場版特報が同日、公開されていた。

樋口監督は「会う人、会う人に同情される。完成しているのに公開できない“塩漬け”と認識されているのは誤解」と声を大にした。その上で「まだ作っています。やっても、やっても終わらない。5月13日までにやれと」と鋭意、製作中であることを強調した。

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映画『シン・ウルトラマン』特報@
https://youtu.be/i3O78HajRGs

映画『シン・ウルトラマン』特報A
https://youtu.be/XYQ8Rqlp4T8