12/12(日) 5:15配信
東スポWeb

SHO(右)はYOHのDIRECT DRIVEでトドメを刺された

 新日本プロレス11日姫路大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、SHO(32)が「ロッポンギ3K」の元パートナー・YOH(33)に痛恨の5敗目を喫して優勝決定戦(15日、両国)進出を逃した。

 8月にYOHを裏切りバレットクラブの「ハウス・オブ・トーチャー」に加入したSHOは、今リーグ戦を卑劣ファイトの連発で荒らし回った。開幕4連勝をはじめ前半戦は首位を独走していたが、後半戦は低迷。4敗でYOHに並ばれ、最終公式戦で激突した。

 遺恨渦巻く対決で、SHOはいつもと変わらず手段を選ばない戦いを展開する。レフェリーとYOHを衝突させるとためらうことなくレンチで殴りかかる。これをかわされると、無法状態のリング上に同時開催中の「ワールドタッグリーグ」に参戦しているはずのEVIL、高橋裕二郎、ディック東郷の3人を介入させ圧倒的数的有利を築く。

 しかし、ここで何とCHAOSからもWTLに参戦中の後藤洋央紀とYOSHI―HASHIが救出に訪れ、HOTのセコンドは一蹴されてしまう。ならばと急所攻撃からショックアローを狙ったSHOだったが、これを阻止されるとカウンターのトラースキックを浴びて劣勢に。最後はDIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)で沈められ3カウントを奪われた。

 悪夢の急失速で優勝決定戦進出の望みを断たれたSHOは、ノーコメントで会場をあとに。悪事の限りを尽くしてBOSJで暴れまわってきた男が、ついに力尽きた。

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