大晦日のテレビ番組といえば、NHK『紅白歌合戦』を思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし今年は、ABEMAで生放送される『ももいろ歌合戦』が大きな盛り上がりをみせそうだ。



同番組は2018年の大晦日から放送が開始され、今年で5回目の開催。最初はメインパーソナリティー『ももいろクローバーZ』のファン向けの年越し番組という位置付けだったようだが、近ごろは視聴者の風向きがガラッと変わってきた。


12月2日に発表されたのは、2021年を締めくくる「第5回ももいろ歌合戦」の第一弾出演者。そこには、総合司会の『東京03』や応援団長の舘ひろし、出場歌手として五木ひろしや森口博子、HYDE、『氣志團』、松崎しげる、西川貴教、大友康平、華原朋美、『ヒプノシスマイク』といったバラエティー豊かな面々の名前が。他にも今年大ブームを巻き起こした『ウマ娘プリティーダービー』や『Da-iCE』、大御所のさだまさしも。また芸能人も多く、笑福亭鶴瓶、『とんねるず』木梨憲武、『ネプチューン』堀内健、『ココリコ』遠藤章造、俳優・岡田将生、プロ野球選手の田中将大などなど、個性豊かな出演者が発表されている。


本家の『紅白歌合戦』が完全敗北!?
NHKの「紅白」を意識しつつ、独自の路線を行く豪華な出演者の数々に、「ももいろクローバーZ」のファン以外からも大きな注目が。ネット上には、


《オタクにとって、ももいろ歌合戦は、紅白より見たいメンツが揃ってんのよね》

《普通に紅白より知ってる出演者が多いし、今年はこっちを見ます!》

《今年は、というか今年からはももいろ歌合戦をメインで見ることにした。ウマ娘も出るし五木ひろしも出るし、絶対こっちの方が楽しく年を越せる気がします》

《紅白はもう賞味期限切れなんだろうな。ジャニーズに支配された紅白より、明らかにももいろ歌合戦の方が面白そう!》

《紅白に落とされた五木ひろしさんも出演しますし、鬱憤を晴らす意味でも暴れていただきましょ!》


といった反響が寄せられている。


「ここまで『ももいろ歌合戦』が評価されているのは、出演者のネームバリューだけでなく、NHKの『紅白』よりも本気度の高い歌合戦が演出されているからでしょう。同番組では、どの出場者も原則生歌でのパフォーマンスとなっており、音源だけを流す、事前に撮影した映像を流すといった誤魔化しが利きません。さらに歌番組としては珍しく、出場者本人が歌いたい曲をフルで披露するスタイルとなっています。また、今年は5回目にして初めて『日本武道館』での開催が決定しているため、視聴者の期待も高まっているようです」(芸能誌ライター)


豪華な出演者が顔を揃えるが、まだ第一弾の出演者に過ぎない。後日発表されるであろう、追加出演者にも期待しておこう。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12156-1369844/