12/9(木) 9:39
スポーツ報知

「す・またん!」放送3000回に辛坊治郎氏「ふざけたタイトル、1年で終わるだろうと思ったけど…」
大阪・読売テレビの「す・またん!」放送開始3000回の祝福でゲスト出演した辛坊治郎氏(左)とMCの森たけし(読売テレビ提供)
 大阪・読売テレビの朝の情報番組「朝生ワイド す・またん!」(月〜金曜・前5時10分、関西ローカル)が9日、番組スタートの2010年3月29日から数えて放送3000回を迎え、2019年3月まで森たけしアナウンサー(現在フリー)とダブルMCを務めたニュースキャスター・辛坊治郎氏がゲスト出演した。

 登場冒頭から「とにかくヒザが痛い。人間、寄る年波には勝てない」と、今年達成した太平洋ヨット単独無寄港往復で「筋力が落ちた」と衰えを明かして苦笑いした辛坊氏。それでも森アナが記念のくす玉が割ると、辛坊氏は「3000回もやってんの? あんたら、アホちゃう!?」と元気な毒舌で祝福した。

 ニュースコーナーでの解説では的確かつ軽妙な辛坊節を発揮。日本の民間人として初めてISS(国際宇宙ステーション)に滞在することになった前澤友作氏の話題では、前澤氏が宇宙からYoutube配信することに触れ、「この手のはすごく(再生回数が)回るんだ。僕のヨットの横断の時の映像も106万回とか」と解説したが、「いくらお金が入ってくるんですか?」という質問には「世の中には言えることと言えないことがある」と煙に巻いた。一方、「10万円給付」の全額現金支給を容認した岸田文雄首相に対しては「世論のウケのいいことしかやらない」と怒りを込めた。

 終了後、辛坊氏は「早起きがこんなに辛いとは思わなかった。よく頑張ってるなあみんな、と思うね」と久々の早朝テレビ出演で、かつての仲間たちに感心。「僕が就職の時、読売テレビを選んだ最大の理由は始業時間が10時と遅かったから。なのに入って最初に担当したのが『ズームイン!!朝!』。(笑)そしてサラリーマン生活の最後に朝3時起きの『す・またん!』を担当することになろうとはね。人間悪いことできないな、と。番組タイトルが『す・またん!』(フランス語で「今朝」)と聞いたときはこんなふざけたタイトルの番組、1年で終わるだろうと思ったけど、意外と終わんない」と、放送回数更新に期待を寄せた。

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