ヤクルトの山田哲人内野手(29)が、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、7年契約の2年目となる来季は現状維持の年俸5億円プラス出来高でサインした。今季は主将として日本一に貢献。侍ジャパンの主砲として金メダルも獲得したとあり「一年で日本一と世界一を経験できて本当にうれしい」と充実したシーズン振り返った。

 コンディションが万全でない中、打率・272、34本塁打、101打点、4盗塁。「トリプルスリー(打率3割、30発、30盗塁)は毎年の目標。またこだわっていきたい」と15、16、18年に続く4度目の大記録を目標に掲げた。

 初の勲章にも意欲満々だ。広島・菊池涼が9年連続獲得してるゴールデングラブ賞獲得へ「菊池さんという高い壁がある。頑張って越えたい。守備でも貢献したい思いはあった」と語った。

 12年目の来季も主将として、数字と結果で引っ張る覚悟だ。「今年プレッシャーはすごくあったけど、いろいろな人に支えられ、力に変えられた。また来年も優勝して、日本一になれたら」。栄光は一瞬、来年もチャレンジャーとして、高みを目指していく。

スポニチ

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