現地時間12月4日、エールディビジ第15節が行なわれ、堂安律が所属するPSVはホームにユトレヒトを迎えた。

堂安はここのところ定位置となっている右ウイングで先発。試合開始直後から積極的にボールに絡んだ。

 12分にアウェーのユトレヒトに先制を許し、ホームチームは追う展開となったが、27分にガクポのゴールで追いつくと、35分にセットプレーからラマーリョが決め、前半のうちに逆転に成功する。

2-1とリードして迎えた後半、51分にグティエレスが持ち上がる背後を追いかけた堂安は、パスを受けたボックス右から思い切って左足を振り抜く。シュートはニアをぶち抜き、ゴールネットを揺らした。

 その後、グティエレスの位置がGKの視界を遮ったのではないかとVARが介入してチェックが行なわれたが、主審はフィールドビューを経たうえでゴールを認定。堂安にとってはこれが今季3点目となる。

さらに72分、フェティエレセンがゴールライン付近まで持ち上がり、折り返したグラウンダーのクロスを堂安がヒールでそらす。その先に走りこんだムウェネがしっかりと蹴りこみ、
4点目をあげた。このアシストには、PSVのファンから「オシャレすぎる」「意図的かわからないけど最高!」といった声が上がった。

 試合はそのまま4-1で終了。堂安はフルタイムでプレーし、1ゴール・1アシストで勝利に貢献している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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