11/29(月) 5:15配信
東スポWeb

忖度なしにぶった切った青木(東スポWeb)

 格闘技イベント「RIZIN」初のケージ(金網)を使用した新ブランド「TRIGGER 1st」(28日、神戸ワールド記念ホール)をバカサバイバー$ツ木真也(38)が忖度なしにぶった切った。開口一番、メインで快勝した萩原京平(25)にダメ出しするなど相変わらずゴキゲンな様子。しかも天敵の皇治(32)には妙なところで感服したようで――。

 青木は住村竜市朗のセコンドとして会場入りし、皇治とともにサポートした。試合後、帰りの新幹線からご丁寧にも電話をかけてくると「じゃあ、始めよう」と語り出した。まず矛先を向けたのは、メインで昇侍に2ラウンド(R)TKO勝ちした萩原だ。

 10月に朝倉未来に敗れたが、再起戦で勝利したことで大みそかの弥益ドミネーター聡志戦を要求した。これについて青木は声をしゃがれさせる。

「指名するのそこじゃねえだろ! とりあえずそこは、あさく…あ、今、東スポってこの名前を言ったらダメなんだっけ? そんなことない? だったら朝倉未来の名前を出さないと。その上で最終的にそこ(弥益)になる分にはいいわけじゃん。最初からど真ん中にストライク投げてどうするんだよ。彼はプロレスを見た方がいい。それか青木再生工場に来い!」

 困ったことに今日も絶口調≠セ。困惑するこちらに無配慮なまま「それと俺たちの奥田啓介だけど…」と続ける。RIZIN2戦目となったドラゴンゲートの奥田は、柔術家のグラント・ボグダノフ(米国)に組みつくも、リアネイキッドチョークで一本負けした。

 青木は「グラップラー相手に自分から組みにいくっていう…。理解に苦しむよ。自分から負けにいったようなもんだろ。こっちが絶縁したいくらいだ」と切り捨てた。

 だがRIZIN初のケージについて聞くと「ルールの細かいところをこれからどうしていくかですよ」と珍しく真剣なトーンになった。セコンドに就いた住村は木下憂朔の踏みつけで失神KOをし、一度は負けとされた。だが金網をつかんでの踏みつけは禁止のため、一転して木下の失格により勝利をつかんだ。

「でもさ、金網で踏みつけありだったら本能的につかむでしょ。他の団体? だいたいが踏みつけ禁止だからこういうことは起きない。そのへんをどうするか。こういうことがあるから、どうしてもケージはルールがアメリカンに寄っていっちゃうんだ。そこをRIZINはどうしていくか」と熱弁を振るった。

 最後は「そういえば皇治のアニキは弁当を2つ食べてたんだ。年末のシバター戦に向けて増量に余念がなかった。『弁当がきたらまず食べる』。ヤツは戦いってものをよく知ってますよ」。一転して無駄な情報を流すと「あ、急に電波が…」と一方的に電話を切った。

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