元でんぱ組.incのタレント、最上もが(32)が、自身の元マネジャーをかたる詐欺まがいの行為に警鐘を鳴らしている。事務所社長やプロデューサー、マネジャーをかたり、若い女の子を食い物にするひどいやつらは絶えない。

 最上は16日、自身のツイッターで「最上もがのマネージメント経験がある・仕事を斡旋していた等、嘘の情報で、アイドル志望の女の子達を騙してる方がいると聞きました。私は全く知らない方でした」(原文ママ)と注意を呼びかけた。

 最上はこうもつづる。

 「複数名いるようで一人は最近逮捕されたようです。本当に腹立たしいですし、被害に遭われた方がいて申し訳ないし悔しいです」(同)

 さらにかつてかかわったスタッフの名前を挙げて、「それ以外で私の名を出す人を信用しないようお願いします」と注意を呼びかけている。

 「最上のケースにかかわらず、芸能界に憧れる女の子をだまして、食い物にしようとする事案は後を絶ちません。むしろ手を変え、品を変え、存在し続けます。こうした連中は『俺は××を育てた』『××を見いだしたのは俺だ』とタレントの名前を挙げて自慢するのがお約束。しかも手口がどんどん卑劣なものになっていきます」と週刊誌記者は指摘する。

 今年初めには、「デビュー時に使う衣装の採寸をするため」と言いくるめて、女子中学生の下着を脱がせてメジャーで測るなどしたとして、強制わいせつの疑いで芸能事務所の40代社長が逮捕されている。まさにこうした事例が氷山の一角であることを象徴しているといえるだろう。

 「こうした連中がよく使う口説き文句は『みんなやっていること』。デビューできるからとだまして呼び出し、2人きりになって卑劣な行為に及ぶというケースがありました。業界のことを知る由もない10代の女の子にしてみれば、『みんなやっている』といわれるとチャンスを逃してしまうような恐怖感もあり、断りようがありません」と先の週刊誌記者。

 「タレントの生活を管理するためだと偽って、自分のマンションに住まわせては、まだ10代の女性タレントと好き放題やりまくっていた事務所社長もいましたよ。タレントの下半身を管理することが仕事だと思っているんでしょうね」と憤慨するのはベテラン芸能マネジャーだ。

 とにもかくにも、甘い話には注意することだ。

夕刊フジ 11/20(土) 16:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7a954265da44e2a8806edfaaba5dba7bb3d4e7e