2021.11.18

 実業家の堀江貴文氏が設立し、独立リーグのヤマエ久野九州アジアリーグに加盟した「福岡北九州フェニックス」は17日、今季までBC栃木でプレーした西岡剛内野手(37)が選手兼監督として加入すると発表した。
 西岡は「九州に身を置いて野球に携われることをうれしく思う。野球というスポーツを通じてたくさんの方と出会い、野球の楽しさをお届けできるように頑張る」とコメント。2018年限りで阪神を退団し、19年からBC栃木でプレーした。
 今季は投手としても登板し、同僚の川崎宗則とのバッテリーでファンを驚かせた。日米球界、独立リーグ経験からくる柔軟な発想で、さまざまなファンサービスにも意欲を見せているという。12月上旬に予定されている記者会見で改めて思いの丈を語る。

 ◆ヤマエ久野九州アジアリーグ 昨年11月に発足した九州の野球独立リーグで、今年3月に開幕。初年度は火の国(熊本)と大分の2球団で争った。優勝した火の国からは元広島の内野手・小窪哲也(今季限りで引退)がロッテ入りし、
左腕・石森大誠が中日からドラフト3位で指名された。福岡北九州フェニックスは来季からリーグ戦に参入。来季開幕は3月19日で、北九州がホームに火の国を迎える予定。

https://www.daily.co.jp/baseball/2021/11/18/0014850213.shtml