元バイエルン・ミュンヘン会長のウリ・ヘーネス氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)とマンチェスター・シティがチャンピオンズリーグをいまだに勝ち取れていないことを喜んだ。

中東の国営企業に買収されて以降、着実に力をつけるPSGとマンチェスター・C。それぞれ、カタールとアラブ首長国連邦の企業から湯水のごとく資金を得ており、フランス、イングランドで常にタイトル争いを演じる。しかし、両クラブにとっての悲願であるチャンピオンズリーグ制覇にはまだ手が届いていない。

これを受け、ドイツの強豪バイエルンで会長を務めたヘーネス氏は『11 Leben Podcast』で両クラブについて「今のところ、2つのクラブ(PSGとマンチェスター・シティ)は欧州カップ戦のトロフィーを勝ち取れていない」と話し、以下に続けた。

「彼らは再び私たちの前に屈することになるだろう。いつもというわけにはいかないが、たまには私たちが負けることだってある。しかし、これが私たちの目標だ。彼らを倒したとき、その結果は私をとてもハッピーなものにしてくれる。“お前たちのあぶく銭では不十分だ”ということを彼らに示したい」

また、PSGのナセル・アル=ケライフィ会長についても、ヘーネス氏は「彼がフットボールを好きか嫌いかなんて私にはわからない。私と彼の違い?私は自分の金を稼ぐのに一生懸命だが、彼はプレゼントのように金を受け取っている」と辛辣な言葉を浴びせた。

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