11/13(土) 13:09配信
スポニチアネックス

金子恵美氏

 元衆院議員の金子恵美氏(43)が、13日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演し、7月の東京都議選中に無免許運転で人身事故を起こし、公表せずに再選された木下富美子都議(55)について私見を語った。

 木下氏は選挙活動期間中、無免許運転で人身事故を起こしたにもかかわらず、公表していなかったことが発覚。9月には道交法違反容疑で警視庁に書類送検され、免許停止期間中に無免許運転を6回もしていたことも明らかになった。今月9日には再選後初めて登庁したが、辞任を否定し、厳しい批判の目にさらされている。

 金子氏は「法令順守というか規範意識がここまで低い人が、よく立候補しようと思ったなとまず思います」とあきれた様子でコメント。選挙期間中の事故についても、「比較的、(立候補者は)自分で運転しないですね。何か起きてはいけないので、スタッフであるとか家族が運転をするというのもあるのに、自ら運転をしているというところも、スタッフの周りもどうなのかと、選挙に出た側からすると思う」と、木下氏に運転を許していた陣営にも疑問を呈した。

 都議会では2度にわたり議員辞職勧告決議をされているが、木下氏は「ぜひ続けてほしいとの声があるのも事実」と釈明。金子氏は「そもそもこの方が辞職勧告決議をされながら居座れるという神経も驚く」と、木下氏の神経の図太さへの驚きも口にした。

 辞職勧告には法的拘束力はなく、リコールは当選から1年がたたないとできない。金子氏は「今回をきっかけに、このように選挙中にこういった問題を起こす人がいるんだということを考えたら、法改正というのはありかなと思います」と提案。法改正に至らない理由を「(他の議員が)自分の身に万が一あるかもしれないから変えないというのもある」と推測した。

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