細野晴臣「通報されちゃった」　建築家・安藤忠雄氏とトークショー
11/8(月) 18:54 スポーツ報知
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建築家の安藤忠雄氏（左）とミュージシャンの細野晴臣がトークショー
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　建築家の安藤忠雄氏とミュージシャンの細野晴臣が８日、安藤氏が設計し、大阪市に寄贈した図書館「こども本の森　中之島」（同市北区）でトークイベントを開催した。

　こどもたちに向けて大人が真剣に語る「セッション・イン・ザ・フォレスト」の第２弾。親子２０組を含む７０人が参加した。安藤氏は「建築は視覚で心に残らない。音楽は子供の時に聞いてもらうといい。心の中に生涯残る。この場所（図書館）でもやってくれるミュージシャンがいたら」とオファー。細野は車の中が理想的なリスニングルームと話し「コンビニの前に車を止めて、カントリーミュージックを爆音で聞いていたら通報されちゃった」と明かし笑いを誘った。

　細野は保護者の「どのような音楽を聞かせたらいいか」という質問に対して「基本はリズム。リズムに反応して踊り出すのが自然。自分もブギウギを聞いて跳びはねていた」とアドバイス。一方、子供から「一番難しかった建築は」と聞かれた安藤氏は「伊豆半島の端に５坪の美術館。遠いし小さい。でも、小さいのは心が入る。大きくなると難しいね」と答えるなど、終始和やかな雰囲気で進行した。

　１２日からは細野晴臣デビュー５０周年記念展「細野観光　１９６９―２０２１」がグランフロント大阪北館のナレッジキャピタルイベントラボにて開催。

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