2021年11月5日 19時40分 読売新聞オンライン
 
 任天堂の古川俊太郎社長は5日、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」について、2017年3月の発売からの累計販売数が今年度中に1億台を突破するとの見通しを明らかにした。

 同社のゲーム機では、携帯型の「ニンテンドーDS」と据え置き型の「Wii」がそれぞれ1億台超を販売した。スイッチも好調が続き、今年9月末までに計9287万台を販売している。

 半導体不足の影響で販売計画を下方修正しているが、古川社長はこの日、オンラインで開いた決算説明会で「昨年春以降、販売ペースが加速している」と述べ、年度内に大台に届くとの見方を示した。

 また、「スイッチの事業が想定を上回り、ここ数年で現預金が増加した」として、ソフトウェア開発体制や顧客サービスの強化などに最大4500億円を追加投資する計画も公表した。

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