U-23アジアカップ予選は10月28日、U-22日本代表対U-22香港代表の一戦が福島・Jヴィレッジスタジアムで行なわれ、日本が4-0で勝利を収めた。

 26日の第1戦でU-22カンボジア代表に4-0と勝利し、白星スタートを切った日本は、初戦からスタメン11人全員を入れ替えて臨んだ。

 立ち上がりから70%を超えるボール保持率で、主導権を握った日本は14分、左サイドを攻略。畑大雅(湘南ベルマーレ)からのクロスを藤尾翔太(水戸ホーリーホック)が頭で押し込み先制点を奪う。

 しかし、その後はボールを支配するものの、香港の粘り強い守備の前にネットを揺らせず、膠着した展開となる。前半は日本の1点リードで折り返した。


 後半に入っても、日本が圧倒的にボールを支配。49分にはCKの流れから、佐古真礼(藤枝MYFC)のクロスを再び藤尾がヘディングシュートで押し込みネットを揺らす。日本が待望の追加点を挙げる。

 さらに日本は63分、途中出場の佐藤恵允(明治大)のパスに反応した郷家友太(ヴィッセル神戸)が右足のシュートを流し込み3点目。香港を突き放しにかかる。

 日本はその後も初戦のカンボジア戦でファインゴールを奪った甲田英將(名古屋グランパスU-18)などを投入しゴールに迫る。すると85分、途中出場の松木玖生(青森山田高)のボール奪取から、藤尾に代わってやはり途中出場した細谷真大(柏レイソル)がパスを受けて前を向くと右足のシュートを突き刺す。結局、試合は藤尾、細谷らパリ五輪世代の躍動で、日本が4-0の快勝を収めた。

 日本はこれで2連勝とし、U-23アジアカップ予選グループKの首位突破が決定。来年ウズベキスタンで開催されるU-23アジアカップ本大会への出場を決めた。

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