10/27(水) 4:00配信
スポニチアネックス
 
 弘田三枝子さんの「人形の家」や特撮作品「ウルトラマンタロウ」の同名主題歌で知られる作曲家の川口真(かわぐち・まこと)さんが20日に死去した。83歳。兵庫県出身。関係者によると、肺の病気で1年近く入院していた。

 東京芸大在学中に越路吹雪のバックバンドのピアニストとして活躍。1969年に「人形の家」で本格的に作曲家デビューした。翌70年に由紀さおりの「手紙」がヒットし、同年、西郷輝彦の「真夏のあらし」が日本レコード大賞作曲賞を受賞した。

 尾崎紀世彦さんの「さよならをもう1度」(71年)や布施明の「積木の部屋」(74年)、明治「カール」のCMソングも手掛けた。編曲家としても活躍し、テレサ・テンさんの「つぐない」「時の流れに身をまかせ」などを担当した。日本作曲家協会の顧問も務めていた。

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