今年5月に大阪府柏原市で起きた放火事件に関して、ネット民が畏れおののいている。なんと、放火・殺人をした被疑者がゲームオタクだったことが発覚していたのだ。

「5月の事件では、火災のあった市内のアパートから男女2人の遺体が発見。居間の女性遺体に外傷はありませんでしたが、浴槽に倒れていた男性(33)の遺体には胸に刺し傷があり、警察は詳しい死因や事件の経緯を追っていました」(週刊誌記者)

事件に進展があったのは9月下旬。捜査の結果、警察は男性が女性の首を締めて殺害、アパートを放火したと結論づけ、男性を被疑者死亡のまま書類送検した。さらにここでは、2人がオンラインゲームで知り合ったカップルだという新たな事実が発覚する。

「警察によると、被疑者はオンラインゲームを通じて女性と知り合って交際していた模様。しかし、女性が他のユーザーともやりとりしていることを知り、嫉妬を抱いて犯行に及んだとのことです。また、当初は被疑者の胸に傷があったと報じられていましたが、今回の報道では、女性を殺したあと火を放って心中したとされています。いずれにせよ、ストーカー殺人に近い、オタク気質な一方的逆恨みが動機のようです」(同・記者)

「ゲーム=感情的になって凶行に走る」がまたも証明か…

オンラインゲームで交際、他のユーザーとのやりとりに一方的に嫉妬、殺した上に火を放って自身も死ぬという、なんとも典型的≠ネこの事件。さすがのネット民もこの犯行動機には驚いたようで、ネット上には

《精神年齢が2歳なんよ》
《殺すのはNPCだけにしとけよ》
《ここまでゲームに入れ込めるのが凄い》
《そりゃ中国もオンゲー禁止にするわ》
《だから言っただろ、これがオタクなんだよ》
《またゲーマーの犯罪か》
《ゲームオタクこわい》

など、その気質に怯える声が相次いでいる。

「9月28日、今年4月に北九州市の自宅で妻を殺害した男の初公判が福岡地裁で開かれました。検察側は被告が結婚前から携帯ゲームの重課金を繰り返し、400万円以上の借金を抱えていたと指摘。『妻にバレると離婚され、子どもと離れるかもしれないと考えた』『期限までに返済不可能で、借金の存在を知られることが明らかになり殺そうとした』などと動機を断定しています。こうした件が続くにつれ、やはり、ゲームに依存すると冷静な判断能力を失い、突飛な犯罪に走ってしまうことを関連付ける議論は出てくるでしょう。実際、WHOと共同研究を行った国立病院機構久里浜医療センターの報告では、オンラインゲームが理性を司る前頭前野を機能低下させ、欲望や衝動を司る辺縁系を優勢にさせる、つまりゲーム依存がキレやすく感情的になることが医学的に証明されています」(週刊誌記者)

非正規による凶行が目立った平成に対し、令和はゲームオタクによる凶行に人々が怯える時代となるのか…。
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