0001湛然 ★
2021/10/23(土) 05:30:18.96ID:CAP_USER92021年10月23日 5時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20211022-OHT1T51205.html?page=1
「情念」がテーマのコンセプトアルバム「Love Emotion」を発売する坂本冬美
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歌手の坂本冬美(54)が、27日にデビュー35周年第2弾企画の新アルバム「Love Emotion」を発売する。同作は「情念」をテーマにしたコンセプトアルバム。「わかれうた」(中島みゆき)、「恋人よ」(五輪真弓)など11曲が収録される。坂本はスポーツ報知の取材に「歌が私の全て」「悔いのない人生だった!と思えるように」と決意表明。カバーの心得なども語った。(加茂 伸太郎)
デビュー35周年を迎えた。坂本は「(コロナ禍の)こういうご時世にアルバムを出せるわけですから。とても幸せですし、恵まれた歌手だと思います」と謙虚に語った。決して驕(おご)らず、周囲への感謝を惜しまない。デビューから一貫している姿勢だ。
今作のテーマは、「情念」。感情が刺激されて生ずる想念、抑えがたい愛憎の感情を意味する。サザンオールスターズ桑田佳祐(65)から楽曲提供を受けたシングル「ブッダのように私は死んだ」(20年11月)が制作のきっかけになった。同曲は悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆく一度きりの大人の恋を描いたナンバー。代表曲「夜桜お七」を始め、情念を歌った演歌はあるが「情念ポップス」を集めた作品がなかったことから企画された。
「結婚まで至らなくても、人を愛したり、傷ついたりはありますから。そうした経験は生かされていると思う。本能のままに生きづらい世の中だけど、歌の世界だけでもドロドロとした世界を感じてほしい」。1970年代から2000年代まで、各年代ごとにバランス良くラインアップ。自ら「歌いたい」と熱望した平井堅の「哀歌(エレジー)」など全11曲が収録された。
うれしい出来事が制作過程で待っていた。「ヒナギク」を作詞・作曲した鬼束ちひろと初対面。レコーディングに立ち会ってくれた。「数年前、アレンジャーを通して『坂本冬美さんのために書いた』とこの曲を持って来てくださったんです。結果的に鬼束さんが(18年に)お歌いになったけど、当時はタイミングが合わず、レコーディングできなかった。歌のイメージから想像してすごい人が来るのかなと思ったら、かわいらしい女性。驚きましたね」
09年に歌ったビリー・バンバンの「また君に恋してる」が大ヒットを記録した。その後も「Love Songs」シリーズ、「ENKA」シリーズなどカバーアルバムを多数リリースしている。カバーの名手として「私があちら側に行くのではなく、私に寄せるイメージ。私が歌うからには(曲から)私そのものが見え隠れしないと面白くないですから」と心得を語った。
節目の年を迎え、坂本は「私に何が残っているのか」と自問自答する。「若い時には結婚もしたい、子供もほしいと思ったことはありました。今さら後悔しても仕方がないけど、仕事を選んできたことはあります…」。わずかな沈黙の後、再び話し始めた。
「やはり、歌が私の全てなんです。坂本冬美の人生といえば歌しかない。ヒット曲が自分の子供みたいなもの。歌を全うしなければ、中途半端な人生に終わってしまう。行くところまで行って、歌手としても、坂本冬美個人としても、悔いのない人生だった!と思えるようになりたいですね」。今作には強い覚悟が宿る。
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