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2021/10/17(日) 09:07:15.68ID:CAP_USER9危機感は募るばかりだ。安彦氏は年収1000万円を超えるエリートサラリーマンだったものの、39歳でJリーグへの挑戦を決意。Jリーグで3季プレーした後は、格闘家として「RIZIN」の出場を目指している。「ゼロにすることで新しい世界が見える」と、周囲が驚くような人生を自らの足で切り開いてきた。
一方、日本サッカー界は1998年フランスW杯以降、6大会連続でW杯に出場。日本サッカー協会は「2050年W杯優勝」を高らかに宣言しているが、ベスト16の壁を越えたことはない。さらに、カタールW杯アジア最終予選ではすでに2敗。W杯出場に黄色信号≠ェ点灯するなど、近年は進化を遂げていると言い難いのが現状だ。
この状況を安彦氏は「日本サッカー界が衰退する危機じゃないですか。W杯に出られなかったら、FIFAランキングが下がる。つまり、日本サッカーの価値が下がるってこと。今後のAマッチの対戦国として呼べる国も変わってくる」と頭を抱えた上で「サッカーの価値が下がるってことは、現役のJリーガーが一番ダメージを受ける。サッカーの価値が落ちればセカンドキャリアだって見つけにくくなる」と不安を口にした。
では、どのような形で改革を進めるべきなのか。安彦氏は「JリーガーになれるのはJリーグの舞台があるからなのに、恩恵を受けているJリーガーたちが未来に何かを残していこうという当事者意識がないので、衰退していくに決まっている。個人や選手会も積極的に発信しないといけない」と語気を強める。
まさしく今は、日本サッカー界の分岐点。「Jリーガーとして何かできることはないかと、なぜ言わないのか。例えば、必要であれば選手会の声明で『森保一監督を解任させるべき』と言ってもいいと思う。それは森保さんへの批判じゃなくて、日本の未来のためであって、次の未来のために必要な意見を選手たちで募っていけばいい」と訴えた。
実際に日本代表の不振もあり、サッカーへの注目度は下がり気味。安彦氏は「W杯最終予選のアウェーの試合を民放でやっていないし、ニュースでもW杯最終予選より野球の方が取り上げられている。それだけ興味が持たれていないのが現状なのに、W杯を逃してしまうと(衰退に)拍車がかかってしまう」と懸念している。
日本サッカー界は、このまま「冬の時代」に突入してしまうのか。いよいよ待ったなしの状況と言えそうだ。
東京スポーツ 10/16(土) 5:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcf022287e57df0b377044361be36852a8ee1bfe
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