◆JERAセ・リーグ ヤクルト4―1阪神(8日・神宮)

 2位・阪神が首位・ヤクルトとの直接対決に敗れ、今季130試合目で自力優勝の可能性が消滅した。ヤクルトには優勝へのマジック「11」が点灯した。

 2戦連続完封中だった高橋を今季初の中5日で起用したが、5回4失点で2敗目。打線は奥川から大山の21号ソロによる1点に終わった。矢野監督の一問一答は以下の通り。

 ―高橋は前回、前々回に比べると状態は良くなかった

 「中5日っていうのもあるしね。こっちも、もう勝負いってるんで。それは前半奥川もいいだろうっていうのできてるんで、前半ちょっと粘ってくれたらなっていうのはもちろんあるけど、遥人(高橋)も勝負いった結果なのでね。それはしっかり受け止めてやるしかないかな」

 ―交代は次の登板を見越してか

 「そんなん考えてへんよ、そんなん考えてへん」

 ―打線も奥川攻略へ積極的に打ちにいっていた

 「まあまあ、そういうのはうちとして大事にしてるし、結果はプロとして求められる。だから良かったということではやっぱり、できない。俺らも成長していかなあかんし。そういう気持ちを持ちながら、どう結果につなげていくか。プロセスは俺、すごく大事にしているんだけど、そこまで求められる」

 ―自力優勝の可能性が消えた

 「いつも言うけど、終わったことは変えられない。明日以降、自分たちが変えられるところにチャレンジしていく。どういう状況になっても俺たちの野球っていつも言うけど、その姿を見せていくのが、さっきの打者の攻めていくのと同じで、そこがあってこその俺たちの野球なんで。そういうところを大事にしながら、何とか明日以降を全員で変えにいく努力をしていきます」
報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/13a39f9d9fd3a2c433cc175f2ecfcdb7793a9a4e