巨人は5日、川崎市のジャイアンツ球場でスカウト会議を開き、11日のドラフト会議で競合した場合は、今村司球団社長(61)がクジ引き役を務めることを確認した。

 昨年までクジを担当していた原辰徳監督(63)は通算1勝11敗。昨年のドラフトでも近大・佐藤輝の抽選を外すなど6連敗中だった。大塚淳弘球団副代表(62)は「ちょっと雰囲気を変えて、今年は社長にいってもらおうと」と明かし、指揮官も「『ぜひ社長、お願いします』と。全員一致の中、そういう形になる」と説明した。

 ドラフト会議では1位と2位で投手を指名する方針。1位については市和歌山・小園ら有望な高校生か、西日本工大の隅田ら即戦力の指名かを含めて直前まで検討を重ねる。

デイリー

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