J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が24日、敵地の清水戦に先発出場。元日本代表FW武藤嘉紀の加入後初ゴールなどで2―0の勝利に貢献したが、ハーフタイムに交代となり、状態が不安視されている。

 キャプテンマークを巻いたイニエスタはこの日も攻撃の起点になるなど、抜群の存在感を示していたが、1点リードして迎えた後半はベンチに退いた。試合後、三浦淳寛監督はイニエスタの交代について「コンディション面の問題か? もちろん、それもそうですが、アンドレスは何度もファウルを受けていた。そこが気になるということでハーフタイムで交代しました」と説明した。

 イニエスタはどこかに負傷を抱えているとみられているが、それ以上に、リーグ終盤戦に向けてファウルを受けてケガすることを回避するためだったようだ。

 神戸はこの日の勝利で暫定ながら目標に掲げているアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内となる3位に浮上。イニエスタを中心にさらなる上位進出を目指す。

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