19日にプロデビューを果たしたデイビッド・ベッカム氏の息子であるロメオ・ベッカム。インテル・マイアミのフィル・ネビル監督がエールを送った。

ベッカム氏の次男であるロメオ・ベッカム(19)は、USLリーグ・ワン(アメリカ3部)のフォート・ローダデールと9月に入りプロ契約を締結していた。

フォート・ローダデールとは、ベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミのリザーブチーム。インテル・マイアミのフィル・ネビル監督の息子であるハーヴェイ・ネビルとともに、ここ数週間にわたってトレーニングに参加していた。

そのロメオは、19日に行われたサウスジョージア・トルメンタとの試合でデビュー。中盤で先発出場を果たしていた。

活躍次第ではメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミにも引き上げられることとなる中、インテル・マイアミを率いるフィル・ネビル監督がコメント。パフォーマンスを評価した。

「デイビッドが私に最初に行ったのは、『他の誰よりも彼に対してもっと厳しくしなければいけない』といことだったと思う」

「彼はチームに入るために誰よりも努力しなければいけない。なぜなら、彼の肩には疑問や期待がかけられるからだ」

「彼は本当に上手くやった。彼のパフォーマンスの基準は、45分しかプレーしない予定だったことだ。彼はハングリー精神に溢れた選手で、80分近くプレーした」

「肩に多くのプレッシャーと期待が乗っているが、彼の良いところは地面にしっかりと足をつけていることだ」

「自分がやらなければいけないことをよく知っている。そして、プロのサッカー界でそれを成し遂げる本当に良い機会を持つために、素晴らしいキャラクターや決意、良い人間性を持っている」

「彼はロッカールームでとても人気がある。明らかに両親に正しく育てられている」

また、自身の息子であるハーヴェイとベッカム氏の息子であるロメオが優遇されているのではという懐疑的な見方に対しても反論。自身の息子は自分の意志でマンチェスター・ユナイテッドから移籍したと語った。

「私がこのクラブに加わった時、ハーヴェイはマンチェスター・ユナイテッドにいた。私は、息子との契約には何も関わっていない。別の人間によって行われた」

「決定は息子がした。自分自身で下さなければいけない決定だった。彼はこのクラブにいる時、他の選手と何も変わらないことを知っている。それはロメオと同じだ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/97364ed104a4309c533db368f8d490b0785fe696

【動画】プロ選手になったベッカム息子、FKは父そっくり
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