女優の南野陽子(54)の夫が、またもトラブルを起こしている。発売中の「週刊文春」が伝えるもので、夫X氏は、自身が医療法人の代表を務める東京・多摩の病院で、同病院の元院長A氏と、医師の給料の未払いや病院の駐車場代の支払いを巡って揉めているのだ。

A氏は、X氏が駐車場オーナーからの再三の督促に応じなかったため、オーナーから提訴され、昨年12月、約300万円を支払う判決が確定してしまったという。困ったA氏は、南野に連絡したが、らちが明かないため、南野の事務所マネジャーにも連絡。マネジャーからはメールで以下の回答があったという。

〈南野、X(実名)共に話しましたが、私達が払う必要はない。の一点張りで聞く耳を持ちません。うちはうちで南野の今後の仕事を一旦止めます〉

マネジャーは同誌に対し、「X氏のこれまでの問題には、うちとしてもほとほと困り果てています。ただ、あくまでX氏個人の問題であり、南野本人には関係ありませんから」と話している。

一方、X氏は同誌に対し、「A氏には200回は連絡を取ろうとしたが応じなかった」「駐車場はA氏が契約し、契約書もなく私にはわからない」「給料の未払いは、A氏が女性問題を起こし、そのトラブル処理で違約金を請求され、それに充当した」と主張。しかしA氏は、「女性問題はでっちあげ」「X氏から200回も電話があった事実はない」として、両者の主張は真っ向から対立している。

南野と4歳年下の実業家X氏は、2011年3月3日に“ひな祭り婚”。南野は当時43歳だった。結婚当初はセレブ婚ともてはやされたが、その後、X氏の数々の醜聞が芸能マスコミを賑わせることとなる。ワイドショー芸能デスクはこう話す。

「2015年には、X氏が銀座の高級クラブのママを妊娠させたことが報じられました。さらに18年には、自身が経営する都内のクリニックの従業員への暴行が事件になっています。それに加えて、金銭トラブルがあります」

18年には、経営に携わっていた銀座のクリニックで1億8000万円の使途不明金が発覚し、業務上横領で訴訟沙汰になったことが報じられるなど、たびたび金銭トラブルが明るみに出ていた。

「結婚後もトラブル続きで、16年の“デビュー30周年”の一連のイベントが一段落したら離婚するのではないかと芸能マスコミは見ていました。しかしその後もそうした動きは見られなかった。『腐れ縁』というには、迷惑をかけすぎる夫と別れた方がいいのではないかと周囲は心配していた。しかし、本人にその気はないようなんです」(前出の芸能デスク)

■億単位の借金を20年かけて返済したことも

そして今回もまた……。トラブル続きの現状に周囲の心配も高まるばかりだ。

「こう揉め事が続くと、スポンサー筋の心証はよくない。最近は、ドラマ『半沢直樹』や映画『いのちの停車場』など、話題作に出演していますが、今後の仕事への影響も出てくるでしょう」(芸能プロ関係者)

男運がないばかりか、何かとお金にまつわる苦労がついて回る南野。20代のころには、当時の所属事務所が南野の名前を使って不動産投資を行い、億単位の借金を背負わされた。返済に20年近くの歳月を要したことをかつて本人も語っている。どんなヒドい目に遭っても男を見る目は涵養されないようだ。
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