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 斬新なメカニックデザインや緻密なストーリーのほか、キャラクターの魅力もガンダムシリーズの見どころの1つ。特に物語の主軸を担う「ニュータイプ」と呼ばれるキャラクターたちは、常人離れした能力をもつ一方、それぞれが悩みや弱みも抱えています。そこがまた人間臭くて良いですよね。


 今回は、そんなガンダムシリーズのニュータイプの中から4人を紹介します。

●アムロ・レイ
 「機動戦士ガンダム」の主人公にして、シリーズを象徴するニュータイプともいえるアムロ・レイ。パイロットとして大きな実績を残すものの、ヒーロー的なイメージからかけ離れた発言や振る舞いも見られました。優れたパイロットセンスも災いしてか、天狗になってしまうこともしばしばで、上司にあたるブライト・ノアに反抗したり、ガンダムに乗って失踪したりといった騒ぎを起こしたことも。

●シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
 アムロの宿敵にあたるシャア・アズナブルは、パイロットや軍人、そして指導者としても有能な人物で、高いカリスマ性を持っています。「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」をはじめ、数々の名言を残してきたキャラクターでもあります。

 一方で、女性に対してはしばしば、普段とは違う一面をさらすことも。ララァ・スンを“私の母になってくれるかもしれなかった女性”と評したり、ナナイ・ミゲルに甘えたりなど、その生い立ちの故か異性に家族としての愛情を求めるかのような言動も見られました。

●カミーユ・ビダン
 「機動戦士Zガンダム」の主人公であるカミーユ・ビダンは、宇宙世紀において最高の能力を持つといわれるニュータイプ。正義感が強く繊細で、激情家の一面も持っています。一方で、その繊細な性格と感情の起伏の激しさから、周囲と衝突してしまうことも。ミーティングに遅れた時の態度でウォン・リーに“修正”されたり、「そんな大人、修正してやる!」とクワトロに殴りかかったりしたこともありました。

●パプテマス・シロッコ
 「機動戦士Zガンダム」において、カミーユたちの敵として立ちはだかったパプテマス・シロッコ。ニュータイプとしての高い資質やカリスマ性を備えているほか、優れたモビルスーツを独自に開発するほどの知識も持っています。

 一方で、クワトロを「ニュータイプのなり損ない」と見下すなど、自信過剰で傲慢な一面も。作中ではその自信が裏目に出てしまうことも多く、テレビアニメ「機動戦士Zガンダム」の終盤ではそれ故の失策で追い込まれ、最後はカミーユに倒されました。

●あなたが一番残念だと思うニュータイプは?
 優れた面はもちろん、人間らしい欠点も含めて魅力的なガンダムシリーズのニュータイプたち。あなたが一番残念な面が印象に残っているニュータイプは誰ですか?