https://sirabee.com/2021/09/19/20162663564/

ジャーナリスト・ミュージシャンなどマルチに活躍するモーリー・ロバートソン氏が、19日に自身公式ツイッターを相次いで更新。かねてからの持論である大麻合法化を改めて主張した。

モーリー氏はこの日、日本が大麻解禁を検討し始めたというネット記事を引用。「今や世論を動かすほどにメジャー化した自分が申しますが」とまずは自身の影響力を念頭に入れ、前置きとする。

続けて、「日本で大麻を合法化した方がいいと思います」と従来の持論である大麻の合法化を改めて主張。「大麻取締法は時代遅れですし、合法化のメリットの方が圧倒的に多いから」と理由に触れると、「ご検討くださいませ」と呼びかけた。

これに対し、ユーザーからは「ようやく日本も時代・国際化に追いついてきた感」「いろいろメリットあるのに悪いイメージが付いて大麻が可哀想」「麻で救われる命、心、健康がどれだけあることか」など、おおむね理解を示す肯定的な意見が寄せられる。

一方、「ゲートウェイドラッグになる可能性は当然あると思う」などと一部否定的な意見も見られ、一筋縄にはいかない世論を映し出す格好となった。

その後、モーリー氏は「ようやく日本も時代・国際化に追いついてきた感」という反応を引用し、「定期的にこの意見を発信してどれぐらい反発が来るか、業界の仕事が減るかを観測してきましたが、次第に環境が変わってきています」とコメント。

一貫して主張してきた実感として、以前ほど反発が強くなく、徐々に理解が進んできたことをうかがわせる。

同ツイートではさらに「大麻、移民、多様性、環境をまともに議論しても良くなってきていますね、日本の集合無意識的に」とも指摘し、これまで意見が分かれてきたテーマも議論する時に来ていると述べたのだった。

モーリー氏はかねてから日本の大麻解禁を叫んでいる立場で、さまざまなメディアやコラムでもその主張を展開。ツイッターでも、メリットなどを説きながら定期的に議論を喚起させている。