過去に雑誌で語っていた同級生へのいじめが問題視され、東京オリンピックの開会式の楽曲担当を降りたミュージシャンの小山田圭吾さん(52)は17日、インタビュー記事になったいじめの一部について自身の関与を否定する文書をツイッターに投稿した。「学生時代の様々な出来事を語った際、目撃談など強く記憶に残っていたことを語ってしまった」と釈明。「事前に原稿を確認できなかったため、事実と異なる内容が掲載された」と語った。

 一方で、同級生を段ボール箱の中に閉じ込め、黒板消しの粉をかけたことなどは認め「日常の遊びという範疇(はんちゅう)を超えて、いじめ加害になっていた」と振り返った。「子どもの頃の自分の無自覚さや、雑誌でそのことを話した20代の自分の愚かさによって、彼や同じような体験を持つ方を傷付けてしまい、大変申し訳なく思っている」と謝罪した。
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