谷山浩子、超レア音源を含めた宅録アルバム『浩子の宅録』誕生。ジャケットに“もの久保”が参加 | BARKS:
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2021.9.15 12:00

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谷山浩子が、宅録によるニューアルバム『浩子の宅録』を11月17日に発売することが決定した。

◆『浩子の宅録』ジャケット

本作は谷山が初めてDTMを独習し、ひとりで作ったという作品。DTMは和製英語「デスクトップミュージック」の略で、パソコンやDAW(DTM用のソフト)等を使用して制作される音楽。またその制作のこととして音楽シーンでも広く使われている。

制作のきっかけは、2020年12月にスタートした谷山浩子YouTube公式チャンネルの音声コンテンツ「SORAMIMIラジオ」だ。ライブ活動が制限される中、自身の近況報告を兼ね、オフィシャルサイト内でゆる〜く始めた番組である。もともとオールナイトニッポンのパーソナリティーを担当していた経験もあり、素のままのトークを自宅で録音し、それをスタッフが受け取り編集。約30分の番組を不定期に公開してきた。番組の後半、音楽をかけるコーナーでは、自身のCD音源の他にDAWを使ってピアノ音源の弾き語りもやっていた。

しかしそこから少しずつ欲が出て音を増やしたくなり、せっかくなのでDTMを本格的に学んでいったという。主にネットで仕入れた知識を駆使して、過去の自分の曲を自分でアレンジして新たな装いのセルフカバー曲に仕上げていった。そしてこれらの楽曲がリスナーの間で評判となり、ここだけで聴いているのはもったいないということでアルバム制作にまで至った。

勉強や試行錯誤の時間も含め、制作期間は12月下旬から9月上旬まで9ヶ月あまり。アルバムには、既存曲のセルフカバーの他、書き下ろしの新曲や、何年も前に作曲したメロディに今年になって歌詞をつけた新曲など、興味深い楽曲も収録される。アレンジも打ち込みも録音も、もちろんすべて谷山浩子自身によるもので、谷山のイマジネーション溢れる音楽世界を直接感じることができる。

「コロナと病気療養で時間がたっぷりあったので、DTMの勉強ははかどりました。それまで使っていたDAWの機能が全体の1%だとすると15%くらいまでは来たかも」と、谷山浩子も自身の成長ぶりに胸を張る。作詞作曲だけでなく、編曲から楽曲プロデュースに至るまで、全方位型アーティストとしての谷山浩子による異色アルバム『浩子の宅録』をぜひ楽しみにしていただきたい。

また、作品の顔となるアルバムジャケットは、ふわふわもふもふ系の巨大生物やダークファンタジー物のイラストを得意とする新進気鋭のイラストレーター“もの久保”の「ふすま」を採用。非日常を内包する谷山浩子の世界観に奥深さを添えている。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。