9/10(金) 11:25
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堀口恭司、RIZIN王者として『ベラトール』本格参戦へ「王者の誇りを持ち、世界と戦ってきます!」
アメリカ『ベラトール』へ本格参戦する堀口恭司 (C)ORICON NewS inc.
 格闘技イベント『RIZIN』バンタム級王者の堀口恭司が10日、自身のツイッターを更新し、今後はアメリカの格闘技イベント『ベラトール』へ本格参戦することを発表した。移籍ではなく、RIZINのベルトは返上せずに王者として乗り込む。

 堀口は2017年からRIZINに参戦し、同年末にバンタム級トーナメントに優勝。19年8月に朝倉海に敗れてベルトを失ったが、20年大みそかの試合でリベンジに成功し、再び王者に輝いていた。しかし、アメリカを練習拠点しており「今のコロナの状況では入国することもままならず、僕をはじめ、国外で試合するファイターにとっては負担が大きい状況だと感じています」と現状を伝えた。

 続けて「RIZINでコンスタントに試合をすることが難しい今の状況は、プロファイターである自分にとっては非常に大きな問題でこのまま時間が過ぎるのを待ち続けることはできません」と胸の内を明かし、「新たな決断を迫られる中で、RIZINの榊原社長や、ベラトールのスコット・コーカー代表とも相談し僕は、ここアメリカのベラトールに本格的に参戦することを決断しました」と報告した。

 今回は「RIZINからベラトールに単純に移籍」ではなく、「RIZINのベルトを持ち、RIZINバンタム級王者としてベラトールに乗り込みたいと思います」とRIZIN王者としての参戦となる。「これまでのように日本でコンスタントに試合をすることはできなくなりますが、スコット代表や榊原社長にもご協力頂き、日本で試合をする機会も設けて頂きたいと思っています。『日本の格闘技を盛り上げたい。』その気持は今も変わっていません。ベラトールのケージの中で、今までRIZINで経験したことや、皆様から頂いた声援を胸に、世界で戦いと思います」と決意をつづった。

 今後はRIZINとベラトールが協力してチャレンジしていくことも明かし「僕自信もこれからの展開がとても楽しみです」と期待を寄せ、「RIZINバンタム級王者の誇りを持ち、世界と戦ってきます!!」と意気込んでいる。

◆堀口恭司
RIZIN、Bellatorの二大タイトル同時制覇という偉業を成し遂げた史上最強の日本人ファイター。修斗で王者に輝いた後、アメリカの名門ジムに移籍し、UFCではフライ級ランキングで最高3位まで上り詰める。2017年4月からRIZINに活躍の場を移す。

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