ドランクドラゴンの鈴木拓(45)が31日深夜放送のテレビ東京系「チマタの噺」(火曜深夜0・05)にゲスト出演。相方の塚地武雅(49)が15年間、出演料を折半してくれていたことを明かした。

 俳優としても活動して華のある塚地に対し「相方には(嫉妬とか逆恨みは)ないです。金も恵んでくれてたし。ギャラを半分、分けてくれてたので。ドラマ、CMやっても半分分けてくれた。そこは恨むことないです」と明かした。

 相手の厚意でも断るべきというMCの笑福亭鶴瓶に対し「鶴瓶さん、自分の実力をなめちゃいけない。僕は実力ないのでもらわないと嫁、子供が暮らしていけないんで断れなかったんです」。当初から鈴木の中で塚地は別格で「ものが違う。つかっちゃんは入ってきた時から、ザキヤマさんがつかっちゃんを面白いって言って。行くとこ行くとこでバーンとウケる」と回想した。

 ギャラの折半は約10年前に解消したという。「うちの奥さんが近所の人に折半をやってるんでしょとか、大丈夫?心苦しくないの?とか言われたらしく。奥さんがそろそろ折半やめてほしいなって」と妻の一言が発端だったことを明かした。

 当時の様子として鈴木は「当時のマネジャーに、つかっちゃんと折半をやめて自分で稼ぎたいと思いますと言ったら、本気で言ってんのかと。今から収入5分の1になってもいいのかと言われて。もうちょっと我慢しようってなったんですけど、奥さんがもう耐えられないと言って」と振り返った。

 塚地本人に告げた時も「折半やめてくんねえかなって言ったらなんやねんその言い方!となりましたけど、お前なら大丈夫やと思うと言ってくれて」。鶴瓶は「ええ人に恵まれたな」と、妻や塚地に感心した。

 折半は15年間にわたったといい、鶴瓶に「折半で家建ったんちゃうか?」とツッコまれると「塚地御殿が建ってます」と笑いながらボケていた。

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