9/5(日) 23:01配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/64071b33461a058c2684b0747065c89e3f03e70e

 打球の直撃による投手のけが防止につなげようと、金属バットの反発性能の見直しを進めている日本高校野球連盟などは5日、大阪府摂津市の関大北陽・野球部グラウンドで、試作品を使った打撃試験を公開した。

 日本高野連は、バットの最大直径を現在の67ミリから64ミリ以下にするなどして反発力を抑える計画を進めている。この日は、同校の選手5人が、最大直径64ミリの試作品4種類でマシン打撃を実施。木製バットや従来の金属バットでも打ち、スイング速度や打球速度をチェックした。
 今年度中に新基準を定め、2022年シーズンから2年間の移行期間を経て、24年シーズンの完全導入を目指す。日本高野連の田名部和裕顧問は「できるだけ木製バットの反発性能に近づけたい。安全性も確かめながら望ましい形を検討する」と話した。