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時代や季節感を超越したタイムレスな名曲も数多く存在するが、歌詞やタイトルなどに注目して「特定の時期(日時)に特定の楽曲を聴く」という通な楽しみ方をするリスナーは決して少なくない。

例えば日本のロックバンドのレミオロメンには『3月9日』、アイルランドのU2には『New Year’s Day』、アメリカのMaroon 5(Velvet Undergroundも!)には『Sunday Morning』など、特定の日にちや一定の期間をタイトルに冠した代表曲が存在するのはご存知の通り。

9月になると、アメリカのソウルバンド・Earth, Wind & Fireの楽曲『September』が聴きたくなる人も多いことだろう。

実際、今年も9月1日の0時になるや否や、ツイッター上には「ベタだけど今年もSeptember聴いちゃう」「やっぱり毎年9月はこれですわ」といった声や、同曲のライヴパフォーマンスが確認できるYouTube動画のURLが多数上がっていたのだ。

しかし一方で「野暮なこと言うけど、正確に言うと9月の曲ではないんだよね…」など、冷静なツッコミもチラホラ。そう、じつは『September』の歌詞は9月の思い出を12月に回想している…というもので、言うなれば「12月に聴いて9月を思い出すソング」なのだ。

ちなみに記者は「細けぇこたぁいいんだよ!」派なので、9月に聴けば気分がアガり、12月に聴くと心が染みる名曲…として認識している。

なお同曲が「覚えているかい、9月21日の夜を」という歌い出しから始まることに由来し、9月21日は「アース・ウインド&ファイアー『セプテンバー』の日」として認定されているのだ。

ソニー・ミュージックレーベルズが同記念日を制定したのは、バンド結成50周年に因んだ昨年2020年のことで、登録した日にちが9月1日という点もなかなかにニクい。
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