エンタメ 芸能 2021年9月3日掲載

 テレビ朝日・五輪担当スタッフのカラオケ店での転落事故や、日本テレビ関係者による豊洲のバーベキューなどテレビ局関係者の新型コロナ対策の甘さに、視聴者からは呆れ声が上がっている。今回、日本テレビ系列で名古屋市に本社を置く中京テレビ放送でも、社員が飲み会を開き、社内に多数の陽性者を出したことが発覚した。中京テレビは、経緯の公表はおろか社員への説明も不十分で、隠蔽とも取れる対応に社内からは不満の声が上がっている。

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 問題の飲み会が開かれたのは、7月12日のことだった。その時期の愛知県の感染者数は、66人(9日)、64人(10日)、39人(11日)で、連日1000人超の感染者が出ている現在とは感染への危機感が全く異なっていただろう。さらに、名古屋市が対象地域となっていた「まん延防止等重点措置」が前日に解除されたまさにそのタイミングだった。
「まん防が明けた12日に、入社2年目の社員の男女7人が集まって、宅飲みをしたらしいです。メンバーのうち、2人の誕生日を祝う誕生日会の名目だったそうで、飲み会は23時頃まで3時間ほど続いたといいます」(中京テレビの関係者)
 当時、愛知県ではまん延防止等重点措置に代わって、県独自の「厳重警戒措置」が出され、21時以降の外出自粛や5人以上の会食の自粛が呼び掛けられていた。とはいえ、“飲み会くらいなら”と気が緩むのも無理はないだろう。問題はその後だった。
「16日になって、誕生日会に参加していた営業部の社員の新型コロナ感染が判明しました。19日には、更にもう1人の参加者の感染が判明。20日、22日にはアナウンス部の男性アナと女性アナも感染していることが分かったのです。2人とも情報番組の中継などを担当しており、女性アナは全国放送の番組でナレーションを務めるなど活躍しています」(同)




ベテランアナも感染
     ===== 後略 =====
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